中学高校と6年間ずっと陸上部だった私はもちろん生理と大会や合宿が被ることが何度もありました(ちなみに100m,200m専門のがっつり短距離派で、たまに気分転換で走幅跳をしていました)
普段と変わらない下着とナプキンをして走っていたので、下着を汚してしまうこともしばしば、、
当時は幸いユニフォームは濃い色でしたので周りにバレることはありませんでしたが、薄い色や明るい色のユニフォームの学校だとかなり気になると思います。
またスパイクを履いたままだとトイレに入れないのでナプキンを変える回数も少なかったように思います。めんどくさがりなので1回スパイク履いちゃうともう脱ぎたくないんです(これ陸上あるあるですよね?笑)
顧問の先生も男性で、女子部員も少なく、生理対策の情報が得られず知識不足のままなんとか乗り越えてきましたが、今思えばもっと色々準備できたなぁと感じました。
陸上女子の皆さんには同じような思いはしてほしくないので、全力で頑張るためにも少しでも参考になれば嬉しいです!
スポーツ×生理の苦労
大事な日に限って生理になってしまう
この日だけは来ないで~、と思っている時に被ってしまうと気分も下がりますよね。これは多くの女性が経験してきたことだと思います。
特にスポーツの場面だとホルモンバランスが崩れてパフォーマンスが落ちてしまったり、ナプキンのズレが気になったり、漏れてしまってないかな?と、生理に意識をとられて集中力がなくなってしまうこともありますよね。
それが記録やタイムにも少なからず影響してくることもあります。
ピルで生理周期を変えたりなどの方法もありますが毎回それをするのは大変ですし、月経はなるべく自然の周期通りに来ることが理想です。
この記事では、大会試合・練習日に、外側からできる月経対策としてお勧めの生理用品をご紹介します!
①サニタリーショーツを穿こう!
まず、基本として生理用ショーツを穿くことをオススメします。
様々なメーカーで売り出しているにも関わらず、実は意外と使用していない方が多くいらっしゃいますが、一度使えば安心感が全然違いますよ!
写真上のボクサータイプの形のほうが安心感がありますが、苦手な方は写真下の通常の下着に近いタイプは違和感なく使えると思います。
私は試合日や経血量が多い1日目や2日目あたりはSPORTS躍動ショーツ、落ち着き始めた3日目以降くらいからは極ぴたFITを使っています♪
②スポーツ用ナプキンを使おう!
スポーツで動くことを前提として作られたナプキンを使ってみるのも良い対策です!
陸上競技のウォーミングアップって動きの大きいものが多いですよね!
股関節を動かしたり足を高く上げたり、ドリルなどの動き作りはしっかりと意識して行いたいけど大きく動くほどナプキンが剥がれてしまったりよれてしまったりと気になってしまう、ということが緩和されます。
陸上のユニフォームはスポーツ界の中でも露出度が高いですし、ピッタリしたものが主流なので、ナプキンの形が響かないスリムなものがオススメです♪ナプキンは羽つきがマスト!
③体に付けるタイプのナプキンを使おう!
ナプキンと併用して使う生理用品も有効です。
オススメはソフィのシンクロフィット!
併用して使うものだとまずタンポンが思いつきます。最近は月経カップも有名ですよね!
これらは使い慣れるととても快適なのですが、膣内に入れて使うものなので抵抗のある方も多いと思います。慣れていないと使い方も難しいです。
あと陸上競技場のトイレって古かったり屋外にあることも多く狭いですし、清潔とは言えないような所が多数ありますよね。そんな所でタンポンや月経カップの取り換え作業は中々厳しいので、挟むだけのシンクロフィットはありがたいです。
力んだ時・立ち上がった時・笑った時・くしゃみした時のあのドバっと感。あれが緩和されるのが地味に嬉しいです。
今のところストレッチや走ったりしても落ちることはないです!
④痛み止めは早めに服用しよう!
生理前も含めて腹痛・頭痛・腰痛が出てくる場合もありますよね。
なるべく薬に頼りたくない、まだ耐えられるレベルだから、と我慢して痛みが増してきてから服用するのは効き目も出にくいし時間もかかります。
大事な日は我慢せずに早めに服用しましょう!
痛くなりそうだなと思った時点で飲んでしまう方がアップにも集中できます。私は服用するときはレースの3時間前には飲むようにしています!
⑤むくみを取ろう!
生理前・生理中はむくみやすいですし疲れも溜まりやすいので、念入りにストレッチ・マッサージをして疲労を取り除きましょう。
足は下から上へ心臓に向かってマッサージすると良いです!
筋膜リリース・筋膜剥がしでお馴染みの筋膜ローラーでコロコロするのも気持ちいいですよ♪
また最近はどこに行っても空調が良く効いていて夏でも意外と体が冷えやすいので、普段はシャワー派の方も前日くらいは湯船にゆっくり浸かりましょう!体を温めると生理痛も和らぎます。
当日はリラックスして挑むこと
生理中の試合は陸上競技に限らず、スポーツ女子の多くが経験している悩みですよね。
ですが、
生理がちゃんと来ることは体にとって良いこと!気持ちが落ち込まないように自分の好きなことをするとか、リラックスできる香りを楽しむとか、大会当日にはしっかりと対策をして、出来る限り生理を意識しない状況を作ってあげることが大切です。
被ってしまったものはしょうがないと開き直って、生理中でも頑張る自分は偉い!と褒めてあげましょう!!
どうしても体調が優れないという場合は無理をせず棄権するという選択をとる勇気も大事です。自分自身と向き合ってこれからも楽しんで頑張りましょうね♪